1、常設展示
①グリコのおもちゃと世界のミニチュア
②日本・世界の民族人形・伝統おもちゃ
③豆本コーナ(シェイクスピア豆全集等)
④大阪の伝統~文楽人形と郷土玩具
⑤世界の民族工芸品・考古美術品
2、企画展示
3、体験コーナー
まず館内に入ると目に飛び込んでくるのが、小さなおもちゃの数々。ZUNZOが今まで手がけたおもちゃはなんと約3000種類。
1930年から現在までのお菓子のおまけ(グリコ・不二家など)
約1500点が展示されています。素材の変遷(木・土・紙・金属製
~セルロイド~プラスチック)や生活道具・家電のミニチュアな
どから、それぞれの時代の生活文化が伝わります。
また、海外のミニチュアには中国の唐詩240文字が書かれた米粒、イタアのガラス細工のアリなどあっと驚くミニチュア作品を展示しています。
ZUNZOが世界中を旅し、生涯かけて集めた世界各地の民族人形と伝統的なおもちゃを①中国と朝鮮半島 ②ヨーロッパ各地 ③南米・北米 ④日本 ⑤アジア ⑥アフリカ・オセアニアに分類展示しています。民族固有の風俗、習慣、歴史を伝える広くて深いおもちゃの世界。おもちゃは、子どもの遊びにとどまらず、祈り・祭り・自然との関わりの中で、人々の暮らしとともに歩んできました。ひとつひとつから作った人の心のぬくもりが伝わります。
ZUNZOが幼少期に住吉大社・四天王寺・生魂神社の縁日などで手に入れ遊んだおもちゃ達。
生玉人形・鳩車など今では貴重なものも多い。
初辰参りの招き猫など、商売人の街・大阪らしい玩具を展示し、大阪の伝統文化を伝えている。
人形師・初代天狗久作の文楽人形「傾城阿波の鳴門お弓」と能面なども展示。
考古学・民族学が好きなZUNZOのコレクション。
世界の仮面、パプアニューギニア・アフリカ・アフガニスタン・ペルー・ガテマラ・エジプト・ギリシャなどの民族芸術。中国(1934年)の人形玩具など。
ZUNZO曼陀羅から、ズンゾのメッセージを伝えます。
遊房のこども作品とコレクションのコラボ展示
2006年より毎年、企画展示のテーマを決めて展示しています。博物館で観ることと作ることの大切さを伝えています。
世界の民族の造形と子どもたちのアート作品は、不思議と
似ています。講師の岡田理事長の技に学んで造ります。
木工・張子・紙細工・自然造形・ドールハウスなど
子どもたちと作り、展示しました。
どれも記念館の展示にもある造形作品をヒントにして
います。時代を超えて伝えてゆくことを記念館の柱の一つ
としています。